國學院高等学校 英語の傾向と対策
■ 試験構成
大きく分けると
長文読解
文法
整序英作文
などが出題される傾向です。純粋に読解と文法処理の力で勝負する形式と言えるでしょう。
■ 難易度
語彙:基本
文法:基本
長文:長い、かつ論理構造を把握できるかなども求められる
全体的に : 標準~やや難
①長文読解
物語文はやや長めですが、語彙や文構造自体は難しくなく、中学〜高校基礎レベルの英語で書かれています。
ただし設問は単純ではなく、語順整序、空欄補充、内容一致、指示語把握など、総合的な読解力を要求するものが揃っています。
そのため「なんとなく読む」だけでは対応できず、文のつながりや話の流れを正確に追えているかどうかが問われます。
説明文は、論理的な文章が多く、構造把握が重要になります。
ここでは空欄補充に加え、文挿入問題などが出題されており、段落ごとの役割や論理の流れを理解していないと正答できない形です。
語彙や文法の難しさというよりも、「話の展開を正しく整理できるか」がポイントになります。
類似問題演習と並行し、音読・問題文解剖・論理的な内容の長文に慣れることが対策に必須となります。
700~1000語程の長文に慣れておくこともかなり重要です。
単純に「問題演習・答え合わせ」だけの対策では及ばないです。
②文法問題
内容は非常に標準的な印象です。
時制、語法、可算・不可算、基本的な動詞の使い方などが中心で、特別に難しい知識は要求されません。
しかし逆に言えば、ここでのミスは致命的で、「できて当たり前の問題を確実に取れるか」が評価されます。
特別な対策より、基本的な文法事項をしっかり押さえておくことが必要であり、十分な対策です。
③整序英作文
語句を正しい順序に並べる力が問われます。
これも難解な構文ではなく、基本的な文構造の理解があれば対応可能ですが、主語・動詞の関係や修飾の位置を正確に把握できていないと崩れてしまいます。
ここでも「基礎の精度」が試されます。
過去問・類似問題集を用いて対策を進めることが必要です。
ここも特別な対策、というより基礎事項を漏らさず、繰り返しの演習で並び替えに慣れることが重要です。
まとめ
この試験の難しさは、単語や文法のレベルの高さではありません。
むしろ問題は全体的に「易しめ」に見えますが、その分だけミスが出やすく、また問題数に対して時間の余裕が大きいわけではないため、雑に処理すると簡単に点を落とす構造です。
特に得点に差がつくのは、内容一致問題、文脈に基づく空欄補充、そして整序問題です。
内容一致は、本文をしっかり読まずに感覚で選ぶと誤答しやすいです。
空欄補充も単語知識だけでなく文脈理解が必要であり、部分的に読むだけでは対応できません。
整序問題では文の骨格を理解していないと崩れてしまうため、基礎文法の運用力がそのまま結果に反映されます。
したがって対策として最も重要なのは、単に問題を解くことではなく、「どこでミスが発生しているのか」を自分で把握し、修正できる状態にすることです。
本文をどう読み、どこを根拠に選ぶか
空欄問題をどの順序で処理するか
整序問題でどこから組み立てるか
といった「解き方の型」を明確に持つことが不可欠です。
そうして初めて、「ミスをしない状態」に仕上げることができます。
なんとなくできる、では通用しません。「確実に処理できる状態」に変えられるかどうか、が合否を分ける試験です。
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