桐光学園高等学校 英語 予想問題|実戦形式で演習

受験

実践形式問題(桐光学園高等学校)

実際の形式を考慮し、同じ能力を求めるように再現した問題です
※本問題は形式理解を目的としたサンプル問題です。

実際の入試対策には、複数パターンの演習が必要になります。
※問題は入試傾向をもとに作成していますが、過去問そのものではありません。
※実際の問題よりもやや取り組みやすい構成になっています。

PDF版はこちら


以下の英文を読んで、設問に答えなさい。


In recent years, plastic waste has become a serious problem around the world. Many people use plastic every day because it is cheap, light, and easy to carry. However, much of this plastic is thrown away after only one use. As a result, large amounts of plastic waste are produced every day.

One problem is that ①plastic does not break down easily. It can stay in the environment for a very long time. For example, plastic bags and bottles are often found in rivers and oceans. These items can harm animals. Some animals eat small pieces of plastic by mistake, while others get caught in it and cannot move. This can lead to serious injuries or even death.

Another problem is that people do not always recycle plastic correctly. Even when recycling systems exist, many people do not follow the rules. In some cases, plastic is mixed with other kinds of trash, which (②).

To solve these problems, both individuals and society need to take action. Some studies show that plastic waste can be reduced by about 30% if people (③). For example, people can carry reusable bags and bottles instead of using plastic ones. In addition, some companies are now using bioplastics, which are plastics made from plants and can break down more easily than regular plastic. For example, some shops use bags made from corn or other natural materials. Governments can also create rules to limit plastic waste and support recycling systems.

Plastic waste is a problem that cannot be ignored. If we continue to use and throw away plastic in the same way, the situation will become worse. By making small changes in our daily lives, we can help protect the environment for the future.


問1. 下線部①について、筆者が伝えたい内容を、日本語で説明せよ。


問2. (②)に入る最も適切なものを、下のA~Dから一つ選べ。

A. makes recycling more difficult
B. is easy to recycle
C. people can use it again quickly
D. helps animals live safely


問3. (③)に入る最も適切なものを、下のA~Dから一つ選べ。

A. stop using all kinds of plastic
B. change their daily habits
C. throw away plastic more quickly
D. use more plastic products


問4. 次の①〜⑥のうち、本文の内容と一致するものを3つ選べ。

① Plastic is rarely used because it is cheap, light and easy to carry.
② Plastic can remain in the environment for a very long time.
③ Animals are never affected by plastic waste.
④ Some people do not follow recycling rules properly.
⑤ Some companies are trying to reduce plastic waste by using new materials.
⑥ Governments have no way to reduce plastic waste.


問5. 本文の内容を、日本語で50〜70字程度でまとめよ。


解答

問1. プラスチックは自然の中で簡単には分解されず、長い間環境中に残ってしまうこと。
問2. A
問3. B
問4. ②・④・⑤ 
問5. プラスチックごみは分解されにくく環境や動物に悪影響を与えるため、日常の習慣を見直し使用量を減らすことが必要である。


日本語訳

近年、プラスチックごみは世界中で深刻な問題となっている。多くの人々が毎日プラスチックを使用しているのは、それが安く、軽く、持ち運びやすいからである。しかし、その多くは一度使われただけで捨てられてしまう。その結果、毎日大量のプラスチックごみが生み出されている。

一つの問題は、プラスチックが簡単には分解されないことである。プラスチックは非常に長い間、環境中に残り続ける可能性がある。例えば、ビニール袋やペットボトルは川や海でしばしば見つかる。これらは動物に害を与えることがある。ある動物は小さなプラスチック片を誤って食べてしまい、また別の動物はそれに絡まって動けなくなることもある。その結果、深刻なけがを負ったり、命を落としたりすることさえある。

もう一つの問題は、人々が必ずしも正しくプラスチックをリサイクルしていないことである。リサイクルの仕組みが存在していても、多くの人がそのルールに従わないことがある。場合によっては、プラスチックが他の種類のごみと混ざってしまい、そのことがリサイクルをより困難にしている。

これらの問題を解決するためには、個人と社会の両方が行動を起こす必要がある。いくつかの研究によれば、人々が日常の習慣を変えれば、プラスチックごみは約30%削減できるとされている。例えば、人々はプラスチック製のものを使う代わりに、再利用可能な袋やボトルを持ち歩くことができる。さらに、現在では一部の企業がバイオプラスチックを使用している。これは植物から作られ、通常のプラスチックよりも分解されやすいプラスチックである。例えば、トウモロコシなどの天然素材から作られた袋を使用している店もある。政府もまた、プラスチックごみを制限するための規則を作り、リサイクル制度を支援することができる。

プラスチックごみは無視することのできない問題である。もし私たちがこれまでと同じようにプラスチックを使い、捨て続ければ、状況はさらに悪化するだろう。日常生活の中で小さな変化を積み重ねることで、私たちは将来の環境を守ることができるのである。


解説

※解説は理解のポイントを中心に簡潔にまとめています。
本番で通用する思考プロセスは有料版で解説しています。


問1. ここでは、下線部①「plastic does not break down easily」の意味を文脈から説明することが求められている。

この文は第2段落の冒頭にあり、この段落全体の内容を導く役割を持っている。直後には「長い間環境に残る」「川や海に存在する」「動物に害を与える」といった具体例が続いているため、この表現は単に「壊れにくい」という意味ではなく、「自然の中で分解されず長期間残り続ける」という性質を指していると理解する必要がある。

つまり、この性質が環境問題や動物への被害につながることを示している。


問2. この問題では、文の後半に続く内容として最も適切なものを選ぶ必要がある。前半には「プラスチックが他の種類のごみと混ざること」が述べられているため、その結果として起こることを考えると、「リサイクルが難しくなる」という流れが自然につながる。

したがって、「which makes recycling more difficult」を補うAが最も適切である。他の選択肢は、リサイクルが簡単になる、再利用できる、動物に良い影響を与えるなど、いずれも前半の内容と論理的につながらない。


問3. この問題では、「約30%削減できる条件」として何を入れるかを考える必要がある。文の前半は「プラスチックごみを減らせる」と言っているため、空欄にはそのための現実的な行動が入る。

選択肢の中で、「change their daily habits」は、人々の行動を変えることでごみを減らすという自然な流れになっている。一方で、「すべてのプラスチックを使わない」や「より早く捨てる」などは、内容として不自然であり、前後の文ともつながらない。

したがって、最も適切なのはBである。


問4. 本文全体の内容一致問題である。
②は第2段落の内容と一致しており、プラスチックが長期間環境に残ることが述べられているため正しい。
④は第3段落の「many people do not follow the rules」という記述に対応しており、これも正しい。
⑤は第4段落のバイオプラスチックの説明と一致しているため正しい。
一方で、①はプラスチックが「めったに使われていない」としているが、本文では日常的に多く使われていると述べられているため誤りである。
③は動物が影響を受けないとしているが、本文では明確に被害が述べられているため誤りである。⑥も政府が対策を行うことができると書かれているため誤りである。
したがって、正しいものは②・④・⑤である。


問5. 要約問題では、本文全体の構造を押さえる必要がある。
本文はまずプラスチックごみの増加という問題を提示し、その原因として「一度使っただけで捨てられること」と「分解されにくい性質」を挙げている。
次に、それによる影響として環境や動物への被害が述べられ、最後に人々の習慣の見直しや社会全体の取り組みといった解決策が提示されている。
したがって、要約では「問題の原因」「影響」「対策」の三点をバランスよく含めることが重要である。


単語

throw away : 捨てる (throw-threw-thrown)
large amounts of : 多量の~ (数えられない名詞に使う)
waste : 廃棄物 / ごみ
break down : 分解する
plastic bag : ビニール袋
harm : 害を与える
by mistake : 誤って
get caught : (物に)引っかかる / 絡まる
lead to : ~につながる
injury : 怪我
correctly : 正しく
exist : 存在する / (制度などが)ある
follow : (ルール・規則に)従う
be mixed with : ~と混ざる
solve : 解決する
individual : 個人(社会に対する個人)
take action : 行動を起こす
in addition : 加えて / さらに
limit : 制限する
ignore : 無視する
in the same way : 同じように


文法ポイント

  • plastic waste has become a serious problem
    「現在完了 = have + 過去分詞」「過去から現在までのつながりを表す」
    (過去から現在にかけて、その結果「今も深刻な問題である状態」を表す)
  • Some animals eat small pieces of plastic by mistake, while others get caught in it and cannot move.
    it = plastic (ごみとしてのプラスチック全体) → プラスチックに絡まって動けなくなる
    「ある動物は小さなプラスチック片を誤って食べてしまい、また別の動物はそれに絡まって動けなくなることもある」
  • some companies are now using bioplastics, which are plastics made from plants and can break down more easily than regular plastic.
    「現在では一部の企業がバイオプラスチックを使用している」which で前の名詞 bioplastics の説明「(どんなものかというと)植物から作られるプラスチック」and 「通常のプラスチックよりも分解されやすい(もの)」
    which are plastics made from plants
    and (which) can break down more easily than regular plastic (並列)

※文法ポイントの英文は、本文中の形に合わせて抜き出しています。


この問題で気づいてほしいこと

この問題をなんとなく解いてしまうと、本番では安定して得点することはできません。

桐光学園高等学校の英語では、「各段落の役割を正しく捉え、因果関係を整理する力」が問われます。

本文の流れを意識して読んではじめて、点数につながる形式です。

この精度がないままでは、
時間内に解き切ることも、安定して得点することもできません。


さらに対策を進めたい方へ

この問題は桐光学園高等学校英語の一部にすぎません。

実際の試験では、

  • 文法・語法問題
  • 和文英作
  • 並び替え
  • 長文読解

などが組み合わされ、
「読解+判断+処理力」が同時に求められます。

つまり「正確な処理能力」が必要になります。


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